お知らせ

2015/12/1★ 2015-2016 冬期講習

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未来の受験生である中1・2生の保護者様へ

 

中2生は年が明けると、私立高校入試まで1年となります。いよいよ受験生というわけです。そうはいっても、まだ生徒さんにそうした自覚があるわけではありません。まして中1生の生徒さんとなると推して知るべし、です。

「う ちの子はまだ意識が低くて…」「部活が忙しくて、なかなか勉強が…」「まだ受験とか志望校とか、そういう段階じゃないの…」「まだ夢とか、目標とか、なり たいものも無いようで…」「うちの子は成績が悪いから…」逆に「学校のテストはそこそこ成績がいいからまだ…」と、様々なお声をたくさんいただいていま す。安心してください。どこのご家庭でもこうした悩みを抱えていらっしゃいます。意識が高く、将来の目標をもって勉強している生徒さんの方がむしろレア ケースです。勘違いしてほしくないのは、今の時点で成績が良いことも、あるいは成績が振るわないこともこのことは関係ないということです。

 これまでEXEか ら巣立っていった受験生を振り返ってみると、受験だからと言ってある時期を境に急激に受験生に変身したわけでありません。山あり谷あり、紆余曲折です。成 績の良し悪しに関係なく、大人が何度も何度も諭しながら接していくうちに少しずつ意識が変化し、自覚が芽生えてくるものです。

 怖いのはボタンの掛け違いです。放っておいても事態が変化することはありません。これくらいはまだいいか、そのうちなんとか…なるでしょう、とか考えてしまいがちですが、残念ながら…です。

 

大切なことは二つ。

・早い段階から受験を意識させた学習に向わせること

・今の時点で成績が良いこと、あるいは振るわないことは、勉強しなくていい理由にはならないこと

 

先 ほど申し上げた通り、山あり谷あり紆余曲折ですから、どの段階の生徒さんも受験に向う姿勢はなかなか定着しません。そのためには、じっくりと時間をかけて 意識を盛り上げてあげなければならないのです。結果として、そこそこ学校の成績がいいからと言って慢心している生徒さんとは、学習の質・姿勢ともに安定感 が違ってきます。時間をかけて熟成したものは、そう簡単に崩れるものではありません。受験で自分より成績の良いと思っていた生徒さんでも失敗することが 多々ある、というのはこうした理由です。こうした意識の熟成は、学習の継続から育まれるものです。つまり「意識が芽生えたから勉強するようになるのではなく、学習が継続されるから意識が変化していくのだ」と言えます。

 

今講習が、生徒さんにとっての一つの大事な契機である時間を紡ぎだすことができるよう、EXE講師一同全力で生徒さんと向き合っていきたいと考えています。



http://www.exe-ac.jp/common/cgi-bin/media/pdf/17-1.pdf